情報処理安全確保支援士試験に合格した話

はじめに

どうも。seigo2016です。
今回は2023年度秋期の情報処理安全確保支援士試験に合格したので、自分のやった勉強などについての話をしたいと思います。
順次追記予定です。

本記事は2023年度秋期試験についてのものです。

情報処理安全確保支援士試験について

IPAの公式サイトより

ITの安全・安心を支えるセキュリティの番人

サイバーセキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業、サービス及び情報システムの安全を確保するセキュリティエンジニアや、技術・管理の両面から有効な対策を助言・提案して経営層を支援するセキュリティコンサルタントを目指す方に最適です。

詳しい説明は公式サイト等に譲るとして、試験概要についてです。
2023年度秋季から、これまでの午後Iと午後IIが1つになり、2時間30分通しになりました。

試験時間

出題形式

回答数 / 出題数

備考

午前I

9:30-10:20 (50min)

多肢選択式

30/30

2023年春期試験でAPに合格していたので、免除されました。

午前II

10:50-11:30 (40min)

多肢選択式

25/25

午後

12:30-15:00 (150min)

記述式

2/4

午前I試験免除は、対策する必要のある範囲が狭まるうえ、起床時間(通称0次試験)に直結するので、免除条件に該当しているかどうか確認しましょう。

前提

私の基本情報とスキル状況の紹介になります。(詳細はこちらのポートフォリオをご覧ください)

  • 大学2年生 / 情報系学部に所属
  • アルバイト/インターン
  • IPAの資格試験遍歴
    • ITパスポート(中学時代)
    • 基本情報(高校時代)
    • 応用情報(大学1年生)

勉強に使った本・サイト

過去問を見た感じ、午前は細かい部分の確認と午後問題形式への慣れを中心にすれば良さそうだと感じました。

夏休み(8月中旬-9月末)で一通り終える予定だったのですが、サマーインターン等で忙しく、結局手をつけたのは9月中旬でした。

午前対策(9月中旬-当日まで)

とはいえ、勉強した感のため一応全体をおさらいするため、参考書1冊と過去問道場で対策をしました。

参考書

情報処理安全確保支援士 対応試験SC 2023年版

この参考書は試験範囲を細かいところまで網羅し、確認問題や過去問・その解説が収録されているため、インプットにも確認にも有用だと思います。
自分はパラパラと一通り流し読みしたあと、問題演習をしました。後述の午後対策で使った「専門知識+午後問題」の重点対策にも「午前問題のテーマ別対策と必要知識」の項目があり、私にはそれで十分だったように思えます。

過去問演習

FE/APのときからお世話になっている、情報処理安全確保支援士過去問道場です。
定番ですね。

https://www.sc-siken.com/sckakomon.php

基本的には通学などのスキマ時間に使っていました。
流れとしては、

  1. 午前IIのうち、R5年度春+R4年度の計3回を除いた650問程度を、全て正答するまで取り組む
  2. 模擬試験で残りの3回を試す

という感じで進めました。

午後対策(10月初め-前日まで)

午後は2023年度秋期から試験形式が変わり、午後Iと午後IIが合体したため、試験難易度や問題文の分量がどうなるのかが不明でした。
試験形式が何であれ、過去問で午後I/IIが万全であれば何とでもなるだろうという気持ちで勉強していました。

参考書/演習

情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 2023

過去問演習

何はともあれ過去問演習です。
上記の参考書に収録されていた問題に加えて、IPA公式サイトに掲載されているものを使い、H30-R5春までの計8回分を古い順で解いていきました。本番では全ての問題を解く必要はありませんが、過去問は全問解きました。

また、解答例と見比べて出来が悪いと感じたところのみ、2周しています。

当日

午前は20-30min程度で、午後は90min程度で解答と見直しを済ませて退出しました。

結果

午前IIは84点、午後は92点と、感触より良かったです。
なんなら午後92点はだいぶ良かったんじゃないかと。

(12/24追記)
統計を見たところ、90点以上は19人しかいないらしいので、とても良いっぽいです。(もちろん資格試験なので、順位ではなく合否が大事ですが。)

おわりに

情報処理安全確保支援士試験には合格しましたが、支援士登録はしばらくしなくて良いかなと思っています。理由としては、学生(学部2年生)であり、メリットが少ないこと、それ以上に資格維持のコストが厳しいことが挙げられます。

また、今後はIPAの高度資格ではなく、セキュリティの資格であるCompTIA Security+やCisco 技術者認定 CCNA Cyber Opsなどを目指そうかなと考えています。(しばらくは大学や仕事で忙しいので厳しそうですが…)